【カンボジア経済】メコン地域の経済連携が加速！！交通・電力網整備で共通基盤構築へ

カンボジアのフン・マネット首相、ベトナムのファム・ミン・チン首相、ラオスのソーンサイ・シパンドン首相は、地域の連結性を強化するため、電力供給や交通インフラの発展を進めることで一致しました。
この合意は、2025年10月26日から28日にマレーシア・クアラルンプールで開催された第47回ASEAN首脳会議で表明されたものです。


3国の首脳は、経済、貿易、観光、安全保障、国防など幅広い分野で協力を深める方針を確認しました。
特に、交通網や電力網、デジタル決済システムの強化を通じ、地域全体の経済成長と結びつきを高めることの重要性を強調しました。


フン・マネット首相は、インフラ整備の緊急性を訴え、カンボジアとラオス当局に対し、ロポフ川とセランパブ川に架かる橋の建設用地を早急に選定するよう指示しました。
また、ベトナムには、プノンペン—バベット間およびホーチミン—モックバイ間の高速道路建設予定地を速やかに確定するよう求めました。


さらに3国は、「3カ国1デスティネーション」のスローガンのもと、観光分野での連携を強化し、各国の文化や自然の魅力を共同で発信していくことで合意しました。
この取り組みは、観光振興を通じた経済活性化と地域の一体感を高める狙いがあります。


今回の合意は、ASEAN地域における協力の深化と、持続的な経済発展に向けた重要な一歩となりました。
個人的には、交通、物流インフラの整備とデジタル決済(QR決済)の統合によって、メコン地域にかなりの経済効果をもたらすと思っています。
人・物の移動が活発になり、越境ECや旅行がしやすい環境になるのが楽しみです！！


それではまた！！


参考記事：https://construction-property.com/vietnam-cambodia-and-laos-strengthen-cooperation-on-power-supply-and-transportation-links/