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【カンボジア不動産】2021年の不動産市場は回復するのか!?

カンボジア
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このブログでも何度か記事にしていますが、2020年のカンボジア不動産市場は新型コロナウイルスの流行により大きなダメージを受けました。
不動産関連の記事はこちら


部門ごとに価格下落率は変わりますが壊滅的なダメージを受けたわけではなく、個人的にはむしろ高騰しすぎていた高級エリアの良い価格調整になり内需向けの住宅販売に業界が注目する良い機会になったと思っています。


そこで気になるのが、2021年以降のカンボジア不動産市場はどうなっていくのか?ですよね。
そんな時に大活躍のクメールタイムズ先生が興味深い記事をポストしていたので見ていきたいと思います。

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・今後カンボジア不動産市場はどうなるの?



クメールタイムズによると、1993年以来カンボジアの不動産コンサル業界のリーディングカンパニーとして活躍してきたCBREカンボジアのマネージングディレクターであるアンソティダ氏は、カンボジアの不動産市場は2020年と比較して2021年には60%改善すると予測しているようです。

Cambodia’s real estate market ‘to recover by 60 percent this year’’ - Khmer Times
Managing Director of CBRE Cambodia, Ann Sothida predicted that Cambodia’s real estate market will improve by 60 percent ...



2019年のベースラインを超えることは無いと予想されていますが、今年はCOVID-19ワクチンの導入により市場は大幅に改善することが期待されています。
また、市場が内需に依存しているため、すべての部門の中で最も回復が早いのは「住宅」であるとアンソティダ氏は語っています。
住宅の中でも土地付きの戸建て(ボレイ)販売の回復が早そうですね!!
ちなみに、僕がカンボジアの日系不動産会社で働いていた時の経験ですが、カンボジア人の人たちは土地のみの区画分譲に積極的に不動産投資をするという印象です。2年前にはなりますが100区画くらいの土地のみの分譲があちこちですぐに完売していましたね。


2022〜2023年にかけてオフィス市場、工業団地 etc… が徐々に回復していく見通しです。
しかしホテルやレストランなどのホスピタリティー部門の回復にはかなり時間が必要となりそうです。


内需で回復していくのは良いことですが、カンボジア不動産市場を支えている外国人投資家の動向が気になるところですよね。
コロナの一件や来年から予定されているキャピタルゲイン税の徴収によって、市場価格を下回る価格で販売される不動産が増える可能性があります。
なのでビンビンにアンテナをはっている一部の外国人投資家は2021年は動きが活発になるかもしれませんね!!
中華系のディベロッパーはカンボジアに来ることができない投資家向けにVR内覧会を開き、多めのデポジットを払ってもらうことで物件の購入権利を与えているという話を聞きました。
日本人にはあまり馴染みが無いのですが、とにかくお金だけ先に払って物件を抑えて契約は後回しにするようです。


カンボジア不動産投資は日本の常識が通用しない場合もあるので良い物件を見つけた時は早めの判断が必要かもしれませんね。

・最後に



ここからはあくまで個人的な予想ですが、カンボジアでも2000万回分のコロナワクチン取得の目処がたったと報道されていることから、遅くとも今年中には一般に向けたワクチン接種が開始すると見ています。
そうすれば2022年初め頃から入国制限が解除され始め外国人の往来が可能になり、通常に戻るのは2023年中盤から終盤にかけてなのでは?と予想しています。


その間に内需で不動産業界がどのくらい盛り上がるのか楽しみです。
引き続きカンボジアの不動産、経済、株の情報を発信していくのでホーム画面にでも登録していただいて、定期的にチェックしていただけると嬉しいです!!


それではまた!!

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