カンボジアと東アジア地域包括的経済連携(RCEP)加盟国との2024年の貿易額が、前年から17.7%増加し、345億2000万ドルに達しました。
関税総局の報告によると、カンボジアのRCEP加盟国への輸出額は前年の80億4000万ドルから約13%増加し、90億6000万ドルとなりました。
一方、RCEP加盟国からの輸入額は254億6000万ドルで、前年から19.6%増加しています。
カンボジアの主要な貿易相手国には、中国、ベトナム、タイ、日本、シンガポールが含まれます。
RCEPは、2022年に発効した世界最大の自由貿易協定で、ASEANの10カ国(ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)に加え、中国、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドが加盟しています。
協定は、貿易の自由化と経済成長を促進し、加盟国間の結びつきを強化しています。
カンボジア商務省のペン・ソビッチート国務長官は、RCEPがカンボジアの輸出拡大や外国直接投資の増加を後押しする重要な役割を果たしていると述べています。
また、協定の特恵関税により、RCEP加盟国との貿易が今後さらに成長すると予測されています。
さらに、RCEPは他の自由貿易協定や一帯一路構想(BRI)とともに、カンボジアが2030年までに上位中所得国、2050年までに高所得国になる目標を達成するための鍵となると指摘されています。
王立プノンペン大学のトン・メンダビッド講師は、RCEPが保護主義の高まりや地政学的不確実性の中で、多国間協力と自由貿易のモデルとして注目されていると評価しています。
また、同協定が地域経済の成長、貿易の自由化、そして加盟国間の深い統合を促進する上で、重要な役割を果たしていると述べました。
カンボジアが自由防衛協定を拡大し、有利な貿易先を増やすことで、自国の製品をより多くの人に届けることができて、さらに、多くの投資家がカンボジアを製造拠点に選ぶことに繋がると思います!!
カンボジア貿易は今後カンボジア経済が飛躍していく上で最重要事項になるので、今後も情報を追っていきます!!
それではまた!!
【カンボジア経済】RCEP効果で急成長へ!!カンボジア経済の飛躍に期待

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