カンボジアのフン・マネット首相は、フィリピン・カンボジア・ビジネスフォーラムで、投資家にとってのカンボジアの6つの魅力を強調しました。
1つ目は、ビジネスに優しい環境とインセンティブです。
カンボジア政府は規制の簡素化や税制優遇を進め、投資促進機関(CDC)を通じて、最大15年間の免税措置を提供しています。また、一部の地域には特別な投資プログラムがあり、さらに有利な条件が整えられています。
2つ目は、官民の対話が活発であることです。
政府と民間の連携を強化するため、16の作業グループがあり、投資家の意見を積極的に取り入れる仕組みが整っています。
3つ目は、ASEANの中心に位置する戦略的な立地とインフラの成長です。
輸送や物流のインフラ整備が進み、企業のコスト削減や事業の効率化が期待できます。
4つ目は、広い市場へのアクセスです。
カンボジアはASEANやRCEPの加盟国であり、中国・韓国・UAEとの自由貿易協定(FTA)を結ぶことで、貿易の優遇措置を享受できます。特にフィリピンとの貿易拡大の可能性も大きいとされています。
5つ目は、デジタル経済とイノベーションの推進です。
政府は「デジタル経済・社会政策枠組み2021-2035」を策定し、デジタル技術や電子商取引の発展を支援。フィンテックやIT分野の投資家にとって魅力的な環境を整えています。
6つ目は、持続可能なエネルギー政策です。
再生可能エネルギーの拡大を目指し、2050年までのカーボンニュートラル達成を計画。特に太陽光発電や水力発電が注目され、安定した投資環境が整備されています。
カンボジアは急速に外国直接投資(FDI)の重要な拠点となっており、2024年には400件以上の投資プロジェクトを誘致し、総額は約70億米ドルに達しました。
これは前年より40%の増加で、国際的な評価も高まっています。
経済成長のためにはより多くの投資を集める必要があります。
個人的には、3、4、5の魅力が今後のカンボジア経済の注目ポイントだと思っています!!
実際にカンボジアに身を置いて、随時このブログで情報を発信していきたいと思います。
それではまた!!
参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501637458/pm-highlights-six-benefits-cambodia-offers-to-investors/
【カンボジア経済】外国投資が急増!!首相が強調するカンボジアの6つの魅力
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