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【カンボジア経済】ポーサット州に産業革命か!?新フォード工場が雇用と成長を牽引

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フン・マネット首相は4月22日、ポーサット州にあるRMAカンボジア社の新しいフォード組立工場の開所式に出席し、これをカンボジア国民の誇りと称えました。
同首相は、カンボジアが平和と安定を享受していることが、国内外の投資を促進し、産業発展を支える基盤になっていると強調しました。


現在、国内には9つの自動車組立工場があり、そのうち6つは経済特区内にあります。
特にかつて経済的に遅れていたポーサット州とコンポンチュナン州では、フォード工場などの大規模投資により急速な成長が進み、数万人の雇用が生まれています。
ポーサット州では今後、2025年までに工場数が404に達し、15,000人以上の雇用が見込まれています。


フン・マネット首相はまた、政府が規制緩和や手続きの簡素化に努めており、企業が安心して事業を展開できる環境を整えていると述べました。
外国投資のメリットとして、雇用の創出や自動車の国内購入促進、中古車輸入の減少を挙げ、経済の自立性が高まっていることを評価しました。


RMAグループのCEOケビン・ウィットクラフト氏は、同社がカンボジアの自動車産業の先駆けであることを強調し、フォードが6年連続で国内の新車販売トップであることを紹介しました。
同社は2100万ドルを投資して組立工場を建設し、その後さらに2680万ドルへと拡大。敷地も5ヘクタールから12ヘクタールへと広がりました。


工場ではフォード・レンジャーやエベレストなど計7,492台を組み立てており、生産方式もCKDからIKD-1へと進化し、年間1万台以上の生産が可能になりました。
車体番号も国際的に「カンボジア製」として認証されています。


ウィットクラフト氏は、カンボジアの成功の背景にはアメリカの自由経済的価値観があると述べ、米国との良好な関係継続に期待を示しました。


カンボジアでは車の需要は多いものの、海外から輸入された中古車が市場の大半を占めています。
今後、国内でカンボジア製の新車の製造が増えていくことで、市場のトレンドも変わってくるかもしれませんね!!


それではまた!!


参考記事:https://www.khmertimeskh.com/501673180/pm-inaugurates-ford-assembly-plant-in-pursat/

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